高速3チャンネル 小型無線振動記録計 MVP-RF3-HC
こちらの製品は、新製品『8チャンネル小型無線モーションレコーダー MVP-RF8-JC』へ移行致します。
無線でリアルタイムでデータ表示 !通信距離30mで最小0.25msec(4kHz)のサンプリング周期で計測可能
小型・携帯可能!W45×D45×H18mmの手のひらサイズ!
3軸加速度センサ内蔵 3方向の振動が同時計測可能
周波数解析(FFT)は1kHzまで可能 3軸加速度センサMA3と組み合わせることにより最適な計測レンジで1kHzまでの周波数解析が可能
※波形の再現には周波数の10~20倍のサンプリングを推奨
アタッチメントで簡単取り付け 強力なネオジム磁石を使用したアタッチメントを使用する事で、簡単に機械に固定できます。(オプション)
3分でわかる、簡単紹介動画
● 高速3ch小型無線振動記録計 MVP RF3 HC紹介動画
応用事例
- 多関節ロボットによる加工(バリ取り、溶接)での振動監視、異常振動検出で品質確保
- 常時計測を実施し、通常時と異なる振動を検出した際に点検することで、点検タイミングの精度を上げます。
- ロボットアーム、回転部など可動部の振動測定、振動レベル判定による出荷判定
- 可動部の測定は無線だから可能です。配線の影響を考える必要はありません。
- ベルトコンベアなどの搬送時の衝撃計測、搬送不具合部の特定
- ベルトコンベアに乗せてそのまま流すだけで、衝撃が発生する要注意点をチェック可能。
- ポンプ、モータなど駆動部の振動計測による疲労判定、予防保全
- 駆動部の振動を定期的に計測する事により、機械が破損する前にメンテナンスのタイミングが分かります。
- 梱包落下試験などの衝撃測定による製品への影響評価
- 落下時の製品に加わる衝撃を、4kHzサンプリングで細かく測定可能。梱包の評価にもご使用できます。
- 切削加工部の振動計測で、ツールの消耗度合いを評価
- 加工時の振動を評価する事により、加工刃の再研磨期間を伸ばし、コスト削減
- チラー・空調機のメンテナンス時に循環用ポンプの振動を計測し、状態を確認
- 巡回計測を行うことで普段の動作の振動と比較して異常を検知。無線なので取り回し・持ち運びも簡単。
- 半導体製造の装置メーカーサービスマンによるインライン搬送装置のメンテナンス
- ビーグルやスタッカークレーンのメンテナンスを行う際に振動の計測結果から装置の状態を判定。
- 搬送用装置稼働時の搬送時の振動による装置のモーター故障を防ぐ
- 搬送時に発生する振動がモーターに伝わる様子を監視することで、モーターの寿命を延長する。
- グラインダー加工装置の定期的な巡回計測で装置の故障を判定・予測する
- 装置を定期的に計測し故障する恐れのあるタイミングを予測することで、保守管理計画をお手伝いします。
- グラインダー加工装置の運用条件出しで振動を確認する
- 生産技術者が装置の運用条件を調査する際に振動データを確認し、異常の発生頻度を確認する。
ソフトフェア機能
- 無線通信で計測データはリアルタイムで画面にグラフ表示されます。
- あらかじめ任意の値を設定しておくと、計測値がその値を超えた際にはチャンネルごとにお知らせします。
- 計測結果グラフにて範囲指定して「FFT解析」ボタンをクリックすると角周波数事のパワースペクトル値を表示できます。
- FFT波形を簡単に確認でき、解析結果の保存も可能です。
- 複数台計測機能を使うと、最大4台までの同時計測が可能です。
- 計測データのグラフは4台同時にリアルタイムで表示できます。
製品仕様
型式 | MVP-RF3-HC |
---|---|
内蔵センサータイプ | 加速度センサー |
検出軸 | 3 (Ax, Ay, Az) |
検出加速度 | ±20m/s², ±60m/s² (切り替え) |
応答周波数 | 0 ~ 100Hz |
A/D分解能 | 1024 LSB (10bit) |
サンプリング周期 | 1ch計測時: 0.1ms ~ 100ms (可変) |
3ch計測時: 0.25 ~ 100ms (可変) | |
無線通信距離(参考値) | 約 30m |
電源 | リチウムイオン2次電池 |
連続動作時間 | 約 8h |
動作温度範囲 | 0 ~ 40℃ |
レコーダー外形 | 45mm × 45mm × 18mm |
レコーダー重量 | 約 60g |