よくある質問

FAQ

  • Bluetoothアダプターを購入できますか。

    弊社推奨品(SENA社 Parani-UD100)があります。

    弊社にて販売のご用意がございますのでBluetoothアダプター(レシーバー、ドングル)をご入用の場合はご注文ください。


    通信距離が10mほどありますのでノートパソコン内臓のBluetoothに比べ通信距離を伸ばすこともできます。

    (通信距離はご利用環境によって変わります。)


    Bluetoothは、米国Bluetooth SIG,Inc.の商標です。

    Parani™は、Sena Technologies,Inc. の商標です。

  • MVP-RF8-HCを複数台利用する場合、Bluetoothアダプターも複数台必要ですか。

    Bluetoothアダプター1台でMVP-RF8-HCを最大4台まで同時計測が可能です。


    Bluetoothは、米国Bluetooth SIG,Inc.の商標です。

  • レコーダ内蔵加速度センサ(静電容量型加速度センサ)の キャリブレーション方法について

    上記製品の計測ソフトウェアのキャリブレーション画面では、下記画面のように、キャリブレーションが「+1G」と「0G」の2通りでできるようになっております。

    (※機種によって「重力加味する」「重力加味しない」という表現のものもございます。)

    MVP-RF8-S キャリブレーション画面
    MVP-RF8-S キャリブレーション画面

    地球上の物体は重力により地球に引っ張られている状態です。

    重力によって地面と鉛直方向に重力加速度がかかり続けている状態となっていますが、静電容量型の加速度センサーはこの重力加速度を検出できるという特性を持っております。

    静電容量型の加速度センサーを搭載しているマイクロストーン製品は下記の図の通りです。

    静電容量型加速度センサーを搭載しているマイクロストーン製品
    静電容量型加速度センサーを搭載しているマイクロストーン製品

    上記のマイクロストーン製品のソフトウェアでは静電容量型のセンサーでの計測時に重力加速度を加味するかしないかを選択できるようになっております。

    0G(重力加味しない)でのキャリブレーション

    キャリブレーションをした時の設置角度状態を基準(加速度「0」)とします。

    →取り付けが地球に重力面に対しナナメになっていても、キャリブレーションした際の出力を「0」とします。

    <注意点>
    キャリブレーションはセンサを計測部取り付けた状態で行ってください。

    <0Gのキャリブレーションが推奨される場面>

    • 機械の振動成分を検出したい場合
    • 人体の「動揺成分」を検出したい場合

    +1G(重力加味する)でのキャリブレーション

    重力加速度が出力に加味され、重力座標系におけるセンサの「傾斜角度」が算出できます。

    <注意点>
    キャリブレーションはセンサを平らな台の上に「上向きの軸」で設定した軸を上向きになるように置いて静止させて行ってください。

    <+1Gのキャリブレーションが推奨される場面>

    • 多関節ロボット、人間の関節の動きなど、動作時の姿勢・角度の変化を検出したい場合

    なお参考までに、圧電型加速度センサ(MA3シリーズ)は、センサを静止させてキャリブレーションをすれば、設置向きは不問です。

    (静電容量型加速度センサの「0G」と同じようなキャリブレーションとなります。)

  • Bluetoothの接続について

    • ① Bluetooth接続設定【簡単接続ガイド】PDF
    • 〔上記簡単接続ガイドでBluetoothドライバを正常にインストールできなかった場合〕
    • ② Bluetoothドライバのインストール手順PDF

    お客様の使用環境等で上記内容を試していただいても、正常に接続できない場合もございます。

    その際は「お問い合わせ」よりご連絡頂ければ幸いです。

  • 弊社製品のWindows10対応状況

    弊社製品について、Windows10への対応状況は下記のとおりです。(※2021年4月現在)

    (※Windows10での動作を保証するものではございません。)

    1. ソフトウェアをWindows10のPCにインストール
    2. ソフトウェアアイコンを選択し、 マウスを右クリックし、「プロパティ」を選択
    3. 上部タブの「互換性」をクリック
    4. 「互換モードでこのプログラムを実行する」にチェックを入れる
    5. プルダウンリストを表示
    6. 「Windows7」を選択
    7. 「適用」を選択

    上記設定にて動作確認をいただければ幸いです。

    なお、無線製品の場合はBluetoothアダプタおよびBluetoothスタック(Bluetoothソフトウェア)もWindows10対応品に交換いただく必要がございます。
    詳しくはお問い合わせください。

  • デモ機のお勧めの組み合わせを教えてください。 

    人体の動きを測りたい
    1. 8チャンネル小型無線モーションレコーダー MVP-RF8-HC または GC。
      1時間以上の計測がご希望の場合はMVP-RF8-HCをお選びください。短時間の計測でよい場合は、軽くて薄いMVP-RF8-GCをお選びいただけます。
    2. Bluetooth-USBアダプター Parani-UD100
    3. ベルトアタッチメント MVP-RF8-ABL
    4. (1) 伸縮ベルトセット MVP-RF8-BL (腕・脚に取り付ける場合)
    5. (2) ロングベルト MVP-RF8-LBL(腰や体につける場合)

    ※スイングなど大きな加速度計測が必要な場合は御相談ください。

    人体の動きを長時間測りたい
    1. SDモーションレコーダー MVP-SDA3-BC
    振動を測りたい
    1. 高速3チャンネル小型無線振動記録計 MVP-RF3-HC
    2. Bluetooth-USBアダプター Parani-UD100
    3. 磁石アタッチメント MVP-RF8-AMG
      振動の周波数が100Hz以上の時は以下もおすすめです。
    4. 外部センサーコネクタ MVP-EXBB-1R
    5. 3軸加速度センサーリードタイプコネクタ付 MA3-04AD-RDB
    測りたい振動が微小だった
    1. 10チャンネル小型無線モーションレコーダー MVP-RF10-AC
    2. Bluetooth-USBアダプター Parani-UD100
    3. 磁石アタッチメント MVP-RF8-AMG
      振動の周波数が100Hz以上の時は以下もおすすめです。
    4. 外部センサーコネクタ MVP-EXBB-1R
    5. 3軸加速度センサーリードタイプコネクタ付 MA3-04AD-RDB
    異常振動の発生を長時間監視したい
    1. SDモーションレコーダー MVP-SDA3-BC
      加速度の値が大きい場合は以下もお勧めです。
    2. 3軸加速度センサーリードタイプコネクタ付
      MA3-20AD-RDB
    (梱包)落下を測りたい
    1. 高速3チャンネル小型無線振動記録計 MVP-RF3-HC
    2. Bluetooth-USBアダプター Parani-UD100
    3. 外部センサーコネクタ MVP-EXBB-1R
    4. 3軸加速度センサーリードタイプコネクタ付 MA3-100AD-RDB
    輸送の加速度ピーク値を長時間監視したい
    1. SDモーションレコーダー MVP-SDA3-BC
    輸送の加速度波形を長時間測りたい
    1. SDモーションレコーダー MVP-SDA3-BC
      加速度の値が大きい場合は以下もお勧めです。
    2. 3軸加速度センサーリードタイプコネクタ付
      MA3-20AD-RDB
    無線を使いたいが障害物の影響や、距離が遠いのが心配

    そんな時には上記おすすめに以下のデモ機を追加してください。

    1. Parani-UD100用アンテナ(大)
  • 加速度センサーの出力を積分すると、位置が求められると思いますがどの程度の精度で可能でしょうか?

    原理的には、加速度の1回積分で速度、2回積分で位置が求められますが、基本的には加速度センサーから位置を求めることは困難とお考え下さい。 積分演算の場合、様々な要因で発生する計測誤差成分を時間で蓄積してしまうため、時間が長くなればなるほど誤差が大きくなります。 ただし、短い時間での計測であったり、誤差成分を補正できるような要因(例えば、必ずある一定の時間毎にある座標を通過する、など)があればその分演算精度が高く出来ます。この点はケースバイケースですので、ご要望ありましたらお問い合わせページなどから御問合せ下さい。
  • 回転成分を角速度センサーで計測するメリットは?加速度センサーでもできそうですが?

    加速度センサーで回転成分を検出することは非常に困難です。 一例を挙げると、回転加速度成分は回転半径に依存するため、同じ角度の回転であっても回転半径によって加速度が異なります。また重力も加速度成分ですので、重力との切り分けなども課題になります。 角速度センサーは、原理的に重力の影響を受けませんので純粋に回転成分の検出が可能であり、また回転するものが剛体とみなすことができるものであれば、角速度は回転半径に依存しませんので、例えば関節の回転角度などを計測する場合、関節付近(回転中心付近)に取り付けても、先の方に取り付けても、同じように計測できます。
  • モーションセンサーでの加速度・角速度の計測には、何が必要になりますか?

    お手元に、安定化電源などDC電源が供給できる電源、またオシロスコープやボルテージメーター、データロガーなどアナログの電圧が計測できる機器がございましたら、弊社モーションセンサーを購入いただければ計測可能です。 上記の機器がお持ちでなければ、「モーションレコーダー」セットをご購入いただければ、お客様側ではパソコンだけご用意いただければ計測が可能です。 ご用意いただくコンピュータの仕様条件などは各製品の案内ページ及びカタログをご参照下さい。