8チャンネル小型無線モーションレコーダー MVP-RF8-JC

3軸加速度センサー内蔵Bluetooth無線振動計

概要

  • 3軸加速度センサーを内蔵し、無線方式にBluetoothを用いた無線振動計です。

  • 内蔵の3軸加速度センサーには静電容量方式のセンサーを搭載。

    DC成分(重力加速度など)~100Hz程度までの周波数成分の加速度を検出可能。

  • リアルタイム計測にて、4kHzまでのサンプリング周波数に対応。

    ロギング計測では、サンプリング周波数は最高20kHzまで対応。

  • 外部センサーとして、ピックアップタイプの3軸加速度センサー(MA3シリーズ)の取付が可能。

    応答周波数最高10kHzまで対応可能。

  • 設備の兆候管理にて予防保全を実施するのに最適な『無線振動監視システム MVP-AiFiS-S』など、オプションソフトウェアも充実。

『8チャンネル小型無線モーションレコーダー MVP-RF8-JC』外観
『8チャンネル小型無線モーションレコーダー MVP-RF8-JC』外観

主なメリット

  1. リアルタイム計測機能により、現場で設備の状態がリアルタイムで確認可能。

    設備の状態がより確実に把握可能です。

  2. 無線方式なので測定部への取付・取り外しも簡単で、また計測ソフトウェアの操作も簡単。

    特に多くの計測ポイントを巡回計測する際に工数削減が可能です。

  3. FFT解析機能などの解析機能により、設備振動の原因解析などにも有効です。

ここがポイント

  1. トリガ計測モードにて、任意のタイミングで計測が自動開始出来ます。
    産業用ロボットや搬送装置などタクトタイムの振動計測に最適な機能です。
  2. サンプリング周期0.05msecを実現!
    (サンプリング周波数20kHz、ロギングモードにて)
  3. 外部センサーとして3軸加速度センサーMA3シリーズを最大2台接続可能。
    計測できるレンジを幅広く選択できます。

※ 角速度センサが搭載されておりません。人体動作計測用のお客様はご注意ください。

※ 専用のBluetooth-USBアダプタが必要です。


製品仕様

製品外形
MVP-RF8-JC 外形図
レコーダー仕様
型式 MVP-RF8-JC
内蔵センサー 加速度センサー 検出軸 3軸 (Ax, Ay, Az)
検出加速度 ±20m/s², ±60m/s² (切り替え)
応答周波数 0 ~ 100Hz ※1
外部センサー入力 入力チャンネル数 最大8ch
外部センサーへの供給電圧 3.0VDC
外部センサー入力電圧範囲 0 ~ 3V
A/D分解能 4096LSB(12bit)
無線通信規格 Bluetooth5.0
無線通信距離 (参考値) 約 30m ※2
電源 リチウムイオン2次電池
連続動作時間 (参考値) 約 24h ※3
動作温度範囲 0 ~ 40℃
レコーダー外形 45mm × 45mm × 19mm
レコーダー重量 約 45g

※1 -3dbにて規定

※2 通信環境 (障害物・他電波の有無など) により異なる。

※3 内臓センサー3軸、サンプリング周期1msec、25℃環境にて、満充電からの計測の場合