異常振動モニタリングシステム おまわりさん MVP-RF8-FiS
3軸加速度センサー内蔵Bluetooth式無線振動計を用い、AIを利用した自動判定機能を備えた設備兆候管理による予防保全システム
概要
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3軸加速度センサーを内蔵した「Bluetooth式無線振動計」にて、設備の振動データを自動で収集できます。
設備の兆候変化を「異常度」の変化で自動判定・自動通知します。
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1台のパソコン(ソフトウェア)にて、4台のBluetooth式無線振動計の制御および結果の自動判定が可能です。
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3軸加速度センサーを用いて計測した「正常データ」を学習させることで、その後の自動計測時に判定を自動で行います。
判定には、AIを用いた「異常度」判定を活用して判定します。
もちろん判定も自動で行います。
異常度の変化を確認することにより、設備の兆候管理による予防保全ができます。
※初回に、3軸加速度センサーを用いて15データほどの「正常データ」を計測する必要があります。
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3軸加速度センサーを用いて計測した「正常データ」を学習させることで、その後の自動計測時に判定を自動で行います。
判定には、AIを用いた「異常度」判定を活用して判定します。
もちろん判定も自動で行います。
異常度の変化を確認することにより、設備の兆候管理による予防保全ができます。
※初回に、3軸加速度センサーを用いて15データほどの「正常データ」を計測する必要があります。
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異常度の設定は初期値が設定されているため、都度「しきい値」を設定する必要はありません。
必要に応じて「しきい値」を手動で設定することも可能です。
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異常判定時に、「画面の色」と、「メール自動転送機能」により通知が可能です。
主なメリット
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設備の振動の兆候管理による予防保全により、ライン停止を未然に防止し、故障前に対応ができます。
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自動計測・自動判定機能により設備保守工数を削減し、生産性向上ができます。
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長く使用した設備でも設備状態を監視して設備管理ができ、設備の有効活用ができます。
「異常振動モニタリングシステム おまわりさん」で管理が可能になる機械の例
- 紙やフィルム、板材を送るローラーやモーター
- 冷却材や薬剤のような液体を常時送り出すポンプ
- 製品を加工機に搬入・搬出する産業用ロボット
上記に記載の装置以外でもご活用いただけます。 導入をご検討の際にはお問い合わせください。
工場では機械を稼働させるためにモーター・ポンプがたくさん使われております。 工程を自動化する為に、産業用ロボットを導入されている生産現場が増えております。 モーター・ポンプ、産業用ロボットいずれの生産設備も、メンテナンス時に消耗部品の交換が必要です。 工場を稼働し続けるためにも、生産設備の突発的な故障は避けなければいけません。 しかし保全担当者の工数や部品代も掛かりますので、短期間でどんどん交換すれば良いというものでもありません。 「異常振動モニタリングシステム おまわりさん」では故障のタイミングが近づくにつれて大きくなる振動を自動で監視してお知らせします。 故障のタイミングを知ることで、保全担当者は計画的にメンテナンスが実施できます。
機能
- 計測
- 分析
- 計測結果のお知らせ
トリガー計測
センサーへ信号入力することで、自動で計測を行います。 産業ロボットなどの、加速度が変化する動きを繰り返し行う設備の予兆保全にお使いいただける計測方法です。 (8チャンネル小型無線モーションレコーダー MVP-RF8-JC付属のソフトにて実施いただきます。)
サイクル探索・工程分割
産業ロボットの計測にて、計測データから自動でサイクルを抽出致します。 サイクル内の工程も自動で分割致します。 データ解析で大変な作業となるデータ加工を自動で実施することができます。
サンプル用にデータを計測して区間を指定しておくことで、データ加工が自動でできるようになります。 データには名前を付けて管理することが出来ます。
学習
自動で分割したデータの傾向を学習します。 故障が近づくと振動データに変化が起こります。 計測したデータとこれまでの傾向と比較して異常度を算出致します。
分割したデータ毎に特徴量の推移を見ながら、正常状態の学習範囲を設定します。 (下図の緑色部分) 12種類の特徴量の相互関係から正常状態のモデルを学習していきます。
異常度と振動特徴量の遷移を表示
算出した異常度と振動特徴量の遷移をトレンドグラフで表示します。 このデータを元に、生産設備の故障時期の予測を立てることで、計画的なメンテナンスが実現できます。
メール通知
生産設備の振動の状態の変化が現れた際に、メールにてご連絡することができます。 変化のご連絡は「警告」「異常」の2点で通知致します。
定期的に生産設備の最新情報の通知を行うことも可能です。 保全・生産設備ご担当者様は、スマホで常に生産設備の状態が分かります。
オプション
導入の際に便利なオプションがそろっております。