歩行の評価・計測セミナー
昨日、9月28日、佐久平中小企業振興協会「ザ・ウォーキング」の主催で、「歩行の評価・計測セミナー」を開催いたしました。
ご参加いただきました皆様には心より御礼申し上げます。
本セミナーでは、はじめに、
「人体・動作計測の先端技術を活かした歩行評価システム」
と題し、
国立研究開発法人 産業技術総合研究所 人間情報研究部門
部門長 持丸正明 先生
より、ご講演をいただきました。
持丸先生は、ご専門が人間工学、バイオメカニクスで、人体計測とそれによって得られたデータを活用するサービスについて、世界の最前線でご研究されていらっしゃいます。
さすがは人気テレビ番組「世界一受けたい授業」にもご出演されていらっしゃる持丸先生
「IoT」や「ビックデータ」といった少し身構えてしまう様な話も、一般の方々にも分かりやすい、躍動感のあるご講演で、私たちの仕事や日常の生活を別の角度からとらえるヒントを得ることが出来ました。
つづきまして、
「業界初!人間ドックにおける歩行姿勢検診の取り組み」
と題し、
JA長野厚生連 佐久総合病院 理学療法科 技師長
(一社)長野県理学療法士会
会長 市川 彰 先生
より、ご講演をいただきました。
市川先生には、7月よりスタートした佐久総合病院人間ドックにおける
「歩行姿勢検診」
についてご紹介いただきました。
「歩行姿勢検診」では、市川先生と弊社で共同開発した 体幹2点歩行動揺計「THE WALKING®」を用いて歩容を客観的に評価しながら、理学療法士の指導の下、ひざや腰を痛めにくい歩容を獲得していきます。
体幹2点歩行動揺計 THE WALKING®
https://www.microstone.co.jp/acms/product/sensor-mvp-ws2-s.html
1日5名限定のオプション検査ですが、好評で、1日平均4名程度の申し込みがあるとのことです。
最後に、歩行ケアサービスを行う弊社のグループ会社「SAKUNOコーポレイション株式会社」より、健康運動指導士の北原綾子が事例紹介と、歩行計測の実演を行いました。
自治体や保育園への出張計測や、歩行ケア店舗での事例を紹介いたしました。
歩行計測の実演では市川先生にも一緒に指導に当たっていただきました。
歩数を増やすことは重要ですが、それだけでは健康にはなりません。
それどころか、バランスを崩したフォームのまま歩数を増やすと、歩くこと自体が故障の原因となってしまします。
いつまでも健康に、自分の足で歩きつづけて頂くために、SAKUNOコーポレイションでは体にやさしいバランスの良い歩行フォームを身に着けて頂くための「歩行ケア」を提案しております。
今回のセミナーが、皆様にとって自身の歩行を見つめなおすきっかけになりましたら幸いです。
「歩行ケア」についてご興味をお持ちいただけましたら、詳細はSAKUNOコーポレイションのHPをご覧ください。
SAKUNOコーポレイション
http://www.sakuno.co.jp/
(野澤 秀隆)