『歩行の「量」と「質」について』シリーズでは歩行改善の「コツ」をお伝えしております。
今回から数回にわたって、おすすめの体操をご紹介させていただきます。
ご紹介するおすすめ体操は
- 「A」ひらひら体操
- 「B」にんにん体操
- 「C」上体ひねり体操
- 「D」綱引き体操
- 「E」抱え込み体操
の5種類で、歩き方・身体の使い方の特徴(クセ)に応じて、おすすめする種目が変わります。
本日ご紹介するのは基本の「き」
「A」ひらひら体操です。
「B」~「E」の体操は、歩き方の特定のクセを整えることを目的にしているため、基本的にはクセのある方におすすめしておりますが、「A」ひらひら体操だけは、私たちが歩行ケア(歩行計測と改善指導)をする際、全員におすすめしている、万人向けの体操です。
「A」ひらひら体操
手のひらを前に向けて(上腕を外旋させて)腕振りをすることで、お腹のインナーマッスル(腹横筋など)を使いやすい姿勢、身体の使い方を脳に覚えさせる体操です。
体操とすると「1分間あしぶみ」としていますが、もちろん、日常の中で歩く際に手のひらを前に向けて頂ければ、わざわざ足踏みにする必要はありません。
これまで、当メルマガシリーズでも歩行時の手の使い方については、繰り返しご紹介してまいりました。
『歩行の「量」と「質」について(その4) ~安全で効率的に歩くコツ~』へ移動する
『歩行の「量」と「質」について(その5) ~ポイントは、手の使い方~』へ移動する
『歩行の「量」と「質」について(その6) ~上手に立つ→上手に歩く~』へ移動する
特に、私たち日本人の中には普段腕を振らずに(肩を固定して)歩く方が多いので、「A」ひらひら体操に取り組まれることで身体の使い方の改善が期待できますのでおすすめです。
次回以降、「B」~「E」体操についてもご紹介をさせて頂きます。
(担当 野澤)
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