歩行の「量」と「質」について(その2)

 
    

歩行は移動手段のひとつです。

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・自動車

・バイク

・電車

・船

・飛行機

・自転車

・歩行   など

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目的地や制約に応じて私たちは適切な移動手段(乗り物)を選択します。

自動車という「乗り物」について考えると、10年、20年、…という長い「年月」、または、10万km、20万km、…という長い「距離」を走ることで、次第に不具合箇所が出てきて部品交換や修理が必要になっていき、いずれは寿命を迎え走行不能となります。

また、その一方で、日頃からメンテナンスを欠かさず、自動車に負担をかけない丁寧な運転を心がけている場合では、メンテナンスもせずに乱暴な運転をする場合と比べて、自動車を「長く」良い状態に保てるとことも事実です。

歩行も同じです。

細胞という部品で作られた構造物である私たちの「身体」を、日頃からメンテナンスし、丁寧に運転することで、良い状態を長く保つことが可能です。

やみくもに「たくさん」歩くことはかえって不具合、故障を招く原因にもなります。

歩行の「量」→ どれだけ歩くか(How many)

歩行の「質」→ どのように歩くか(How to)

身体を故障させずに長く良い状態に保つ丁寧な運転、「安全」で「効率的」な歩行、質の高い歩行とはどういったものでしょうか?

ここに、『心配』な歩き方の例をイラストでお示しします。

 
歩き方(悪い例)
歩き方(悪い例)

出典:佐久市足育推進協議会 リーフレット

 

よく、運動啓発のポスターなどで見かけるような絵に見えますが、良い例ではなく、膝や腰への負担が大きく、転倒しやすい『心配』な歩き方の例です。

次回(3月28日(月))、その3で、このイラストの例について掘り下げてご説明したいと思います。

(担当 野澤)


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